やはり、当初のビジョンを達成するためには、これまでの努力は一度放り捨てることです。廃棄により新しいものを創造していくことができるのでしょう。現実にこの直前の2回の開催では、年末年始ということもあり、ごくごく少数の参加者に留まりました。
これが現実です。しかしながら、24日のクリスマスイブの寒い夜でも数名の参加者がいてくれるということに着目していくべきではないでしょうか。これこそが本当のニーズなのかも知れません。そうです、定期的に体を動かす、運動するということ、またその種目がサッカーであるということ、さらにはそのなかでもコミュニティといった人と人とのつながりを重視するということ、この3点がセットとなって各回が形成されているのではないかということです。
現実にサッカーをプレーするところはいくらでもあるのですが、ここでなければという部分を持っている組織やチームはそれほど多くはないということです。特に試合を中心に展開しているクラブチームは顕著にこのことが表れるでしょう。私自身も所属してきた社会人チームでこのような経験はあったのです。
そうすると、やはり本来のクラブとしての目的を明確に打ち出して共感してくれる方を求め、そうではない方はお断りするといった基本的な土台から作り直していくということになります。
総合型のスポーツクラブとしての理念も存在しているのですから、初心に立ち返って一から出直そうと思うところです。
(2017年1月)