今年度はインボイスが始まります。電子帳簿保存法の対応もあるので変化していく年となることでしょう。
電子帳簿保存法は緩和措置が施されたことで、段階的に対応していく方策が見出されることになります。一方、インボイス対応については登録後の緩和的措置はあるものの、時限的措置でもあるため踏み切れずに今年の登録は見送る対応の事業者もあります。
今年の税制改正では資産の相続と贈与に関する大きな変更がありましたので、この点も含めてご相談が増えていく年となると思います。この数年間で本当に多くの点が刷新されることになりました。
10年前とは別の税制と言っても過言ではないでしょう。これから地域に根差した事業として地域の中での取り組みもさらに強化していくところです。地域のサービス事業者、住民の方の税務相談のほか、小学校での租税教室を通じた活動も取り入れて展開をしていきます。
次の10年後はまた大きく変化していることになるでしょうから、自らも既存に捉われずに将来に向けて変化しながら仕事をしていけるようにしていきます。
再び地域の原点に立ち返ってからのスタートをしていきます。
(2023年5月)