もはや人生百年時代という言葉は誰もが耳にし、聞き慣れていると思います。しかしながらそれに合わせた設計に切り替えた方はどれほどかというと実際の行動に移している人は少ないのではないでしょうか。
私も今から15年ほど前には、80年、90年から100年にして設計する百年人生という概念を知り、個人事業の起業についてセミナーを企画していました。この段階では通常の現役引退時期の65歳からの15年~20年についての家計に着目していた話ではありましたが、今となっては100歳まで仕事を通して社会に貢献して活躍し続けるための設計計画を描く段階になっているのです。
そのためには、キャリアを変更していくデザイン力が大切です。今の時代、ご承知のとおり変化が激しく、一つの仕事の寿命は短く、また何よりも自分自身が一つのことに集中して成果をあげていくには10年くらいの期間で考えておいたほうが飽きずに無理なく毎日を充実させられる可能性が高いからと言えます。
それぞれの今の地点から長い年月をどのように仕事をしてその次の仕事に転換させていくかという設計を持ちながら具体的に準備と取り組みをしていく時代へと突入しています。
(2022年9月)