税理士の仕事ってなかなか伝えるのは難しいと思います。税理士に興味を持ってもらうことはとても大切なので、知ってもらうことが必要なのですがあまりそのような場面がないですし、どのように表現するかということになります。
私は大学生の時に漫画で知りました。漫画と言っても税理士など資格の専門学校が当時発行していた職業の説明用のちょっとした漫画でした。それを見て税理士のイメージをつくり、とても興味が湧いてきたきっかけとなったのですが、実際に税理士になってみてそのイメージと照らし合わせてみるとなんかぜんぜん違っているように思うところが率直な感想です。
決して違っていないイメージもあるとは思いますが、実際にやっていることはもっと細かく緻密な部分がメインであるような、このあたりは決して表現されていなかったのは当然のこととして誰もが理解できるからであることなのだろうか。
以上は前置きなのですが、税理士の仕事紹介はいろいろな角度からの切り口によって説明と表現がいくつも分かれると思います。その全範囲に渡って通じるような芯になる説明をしていきたいのですが、お客様から人生勉強をさせていただけて、お客様には実利のある真のアドバイスができる仕事であるということです。
お客様は一生に一度しか経験しないような局面にあり、さまざまな局面に接しているお客様からのご依頼でその体験を共有しながらどのようになったかまでを見届けることで、自分の経験値にしていくことになります。そして自分だったらどうするかと考えることになります。
税についての知識を毎年の研修によりブラッシュアップしていることは、まだお客様ではない相談者の方などに対しては有益な情報をお伝えすることができ実利のあるアドバイスとなります。それほど税の制度が複雑に構築されていることから、税理士でないと最早理解できないくらい緻密になってきているのです。だからこの場合にはこれとこれとこれがあってそのうちのこれを選択しておくとだいたいこのくらい有利になるといったことがお得な情報となってしまうのです。実際に生活のいろいろな場面のなかで起こることがありますので、このような選択を知らずには何事も進められないというくらい、税理士にとっては仕事上普段から適用しているチャート式のことが、生活に密接する生の知識であり、これはインターネットからでは検索して活用することは困難な情報となっています。