先月より筑波大学院での研修受講が始まったのですが、久しぶりのキャンパスに リフレッシュしているところです。最も少し重たい内容であり、負荷はかなりのものになるでしょうが、学生時にあまり勉強をしたことがない分、その時の不足を補っている気がいたします。
人生はプラスマイナスの法則があるのでしょう、大学の講義でまともに集中したことはなかったのが、何とか集中することができるようになったことも成長したということなのでしょうか。
社会人になっての勉強の新鮮さもありますし、実務と知識を融合させていくという意欲も出てくるものです。実際に、10年後に法廷の場に補佐人として立つことを目的としていますので、頑張るべき研修になります。
面白いもので、20年近くが過ぎ、再びこのような勉強をするとは思ってもいませんでしたが、一月が経過しリズムも掴んでいくことができたところです。一年間の受講後、社会人としてのこれからの20年を新しい感覚で臨んでいくことができるようにもしたいものです。
前期の授業の見通しとしては、山場となりそうなのが模擬裁判です。受講生で裁判官役、原告役、被告役に分かれて本番の裁判さながらで体験授業をするというもので、事前の準備書面に相当な時間と擦り合わせが必要となりそうです。
そしてもう一つが、課題のレポートの提出となります。民事訴訟法についての内容になりますが、難易度も高く、夏休みはもうすでにないと考えた方がよいでしょう。昨年度受講した卒業生の話では夏休みは毎日図書館通いのようなことでしたので、やはり覚悟してレポートを書く必要がありそうです。法学という慣れない分野でレポートを作成するということもあり時間もかかりそうですが、心してかかろうと思います。
大学生の時は、夏休みが楽しいものといった印象がまったく正反対で、今年は大学時代の勉強不足のつけを取り戻す一年ということで専念するしかなさそうです。
夏休みは来年楽しみたいと思います。
(2017年5月)